誤読と曲解の読書日記

読書の感想を書く日記です。あと、文具についても時々。

本に染みついたタバコの臭いを消してみる実験と結果

古本屋で購入した本がタバコ臭かった

先日、某古本屋で古本を購入しました。下記に書いたように、見た目はほとんど新品同然でしたが、ひとつ問題が。

ページを開くたびにタバコの臭いが漂い、だんだんと耐えきれなくなっていったのです。

わたしはタバコは吸わないし、タバコの煙の臭いが苦手でしょうがないんですが、古本からタバコの臭いが立ち込めてきたのは(記憶の限りだと)初めての経験です。頭をクラクラさせながら、本に染みついたタバコの臭い対策を検索しました。

消臭剤、コーヒーかす、古新聞を使う方法

すると、いくつかの対策を見つけました。


消臭剤を使う方法、コーヒーのかすを使う方法、古新聞を使う方法。だいたいこの三つがオーソドックスなようだと判明。

古新聞とハッカスプレーを試してみることに

ひとまず、手っ取り早くできそうなのが古新聞をページに挟んで、さらに本全体を包み、そこに消臭剤を振りまいて、ビニール袋に入れておくというやり方。

さっそく新聞を適当な大きさに切り、文庫本のページに挟んでいき、それをさらに新聞紙で包みました。
そして、消臭剤を振りかけるというので、あえてファブリーズではなく、ハッカ(ミント)スプレーをかけてみました。

ここではミントスプレーと書いてますが、これは北海道の北見ハッカが製造しているハッカ油のことです。

話が少し脱線しますが、このハッカスプレーは北海道物産展で購入したものですが、消臭効果は抜群。夏場は服に振りかけると汗の匂いを防ぐ上に、さわやかなミントの匂いが漂うので重宝しています。また、生活の中のさまざまな悪臭も、このハッカスプレーを振りかければかなり悪臭が取れるので、手放せなくなっています(ここまで書くと宣伝みたいですが違うよ)。

Twitterへの投稿日時が前後しますが、最終結果が判明したあとに書いたハッカ油スプレーについて。


実験開始から3日後の状態

さて、結果はどうなったのか。
ひとまず三日後にビニール袋の中から本を取り出してみました。


そういうわけで、今度は新聞紙を取り替え、紙片を挟むページを変え、さらにミントスプレーを振りかけて放置することに。

終結

さらに四日間、ビニール袋に入れた本を放置。
さて、どうなったのか? タバコの臭いは消失したのか?


というわけで、最初に本を開いただけで立ちこめるタバコの臭い、本を開くたびに気持ち悪さを感じてしまうくらいのタバコの臭いは。かなり取ることができました。もちろん、完全にゼロになったわけではなく、上記にもあるように鼻を近づければタバコの臭いが感じられるほどには残っています。

それに加え、ハッカ油スプレーを使用したことで、ビニール袋から取り出した直後の頃は、タバコの臭いとハッカの臭いが入り混じったような臭いが漂いました。ひょっとしたら、無香料の消臭剤(ファブリーズなど)で試してみると、こういったことは起こらないような気がしますが、もはや確かめることはできないので、そこらあたりは推測の域を出ません。

ただ、さらに数日のあいだ、本をそのままにしておいたら、ハッカの匂いもほとんど失われました。本に鼻を近づけるとかすかにタバコの臭いがしますが、読書の支障になるというほどではありませんでした。

実際にやってみないとわからないことばかりでした。
以上、本に染みついたタバコの臭いを取る実験の経過と結果でした。

参考リンク

1)BOOK-OFF Online コラム/【保存版】身近なアレで消せる!本の臭いを消す方法
pro.bookoffonline.co.jp

2)マイナビニュース/新聞紙を使って古本の臭いを消す方法を試してみた
news.mynavi.jp

3)北見ハッカ通商/商品案内:ハッカ油
hakka.be


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