誤読と曲解の読書日記

読書の感想を書く日記です。あと、文具についても時々。

実質タダみたいなものじゃん!/egword Universal 2

実質タダみたいなものじゃん!/egword Universal 2:目次

  • MacBook Airの文書作成アプリ
  • ストレスが溜まり続けたiText Express
  • わたしの考えるいい感じの文書作成アプリ
  • これで実質タダみたいなものじゃん!
  • 参考リンク

MacBook Airの文書作成アプリ

MacBook Airの文書作成アプリをegword Universal 2にしました。

今までMacBook Airで文章をパタパタと入力するためのアプリはiText Expressを利用していたのですが、MacOSがBig Surにアップデートして以降、頻繁に落ちるようになってしまい、文章入力のたびにストレスが溜まり続けていたのです。

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廃仏毀釈から見る同調圧力/安丸良夫『神々の明治維新』岩波新書

廃仏毀釈から見る同調圧力安丸良夫『神々の明治維新岩波新書:目次

  • 「あとで」は永久にやって来ない
  • ようやく日の目を
  • 同調圧力」の源流
  • twitterでの紹介
  • 参考リンク

※今回の記事はいつもの読書日記ですが、同時に今週のお題「下書き供養」に便乗するものです。

「あとで」は永久にやって来ない

はてなブログ今週のお題という企画があり、以前はときたま参加して、2回ほどピックアップしていただいたことがある。

ただ、最近はまとまった時間をとってブログを書くという意欲が失せていたので、ごくたまにしかブログを書いていなかった。

放置しっぱなしもマズいよなと思い、発作的に記事を書くのはいいけど、それですっかり満足して、またブログを放置してしまう的な。

それで、はてなブログの下書きやパソコンのローカルに、「これをブログに書いておこう!」と思い立ち、メモ的にちょこちょこ書いていた下書きもいくつか残されたままになっている。

あとで肉付けしてから本格的に文章にまとめようなどと考えていたのだろうけど、「あとで」というものは永久にやって来ないことが世の習い。そんな感じで下書きだけがちょっとずつちょっとずつ溜まり続けていたのですね。

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さまざまな思いが胸にグサグサと #買って良かった2020

さまざまな思いが胸にグサグサと #買って良かった2020/『100分de名著 ブルデュー ディスタンクシオンNHKテキスト:目次

  • 買って良かった本2020
  • それは本当に「自分の自由な意思で選び取ったもの」なのか
  • これってもしかして! と気づく
  • 刺激的で、世界を把握する解像度がグンと上がる
  • 参考リンク

※この記事は、はてなブログ今週のお題、「 #買って良かった2020 」に参加する記事です。

買って良かった本2020

 #買って良かった2020 、読書ブログらしく2020年に買って読んだ本の中から一冊を挙げたい。

 それは『100分de名著 ブルデュー ディスタンクシオンNHKテキストである。

 NHKEテレに『100分で名著』という番組がある。毎月、一冊の「名著」を専門家が読み解き、その内容をやさしく解説してゆく番組である。

 本書はこの番組の2020年12月のテーマとなった、フランスの社会学ブルデューの著書『ディスタンクシオン』を解説するテキストである。解説をするのは立命館大学大学院教授で社会学者の岸政彦氏。

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 個人的には「社会学」とは無縁の人間である。わたしの通った大学でも「社会学」関連の教養科目があったかもしれないが、それらの科目をとったかどうかさえも忘れた。それくらい、わたしと「社会学」とは接点がない。

 本書を知ったのは、Twitterでフォローしている岸政彦先生のTweetだ。岸先生のRetweetや書店関係のTweetで、とにかくいろんな人が本書を誉めそやしていたので、ならばひとつ読んでみようと思い立ったわけです。

 いわば、岸先生による盛んなRetweet爆撃とも言えるセルフプロデュースに、ものの見事に負けたのでありました。


※以下、ネタバレ的な要素が含まれている場合があります。

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ムーミン的な世界とは異なる不穏さ/冨原眞弓=編・訳『トーベ・ヤンソン短編集』ちくま文庫

ムーミン的な世界とは異なる不穏さ/冨原眞弓=編・訳『トーベ・ヤンソン短編集』ちくま文庫:目次

  • 睨みつけるような目つきの犬
  • 連中が放つ野生の獣の臭気
  • 「あいつら、あのよそ者たち」の影
  • 参考リンク

睨みつけるような目つきの犬

 『ムーミン』の生みの親として知られるトーベ・ヤンソンの小説家としての一面を見せるのが本書である。本書はトーベ・ヤンソンのあまたある短編小説から選りすぐりを集めたベスト盤的な一冊。

 何度もアニメとなった『ムーミン』、わたしもアニメ作品を楽しんだひとりだ。ムーミントロールを取り巻く家族や友達とのピースフルで楽しい日常を描いた物語であるとの印象が強い。

 本書を読んでいくうちに、トーベ・ヤンソンは平和なムーミンの世界だけに止まらない奥行きを持った作家であると感じられてくる。

 本書の表紙はヤンソン自身が描いたものだ。そこには明らかに未成年と思われる少年が眉間にしわを寄せてタバコを吸い、睨みつけるような目つきの犬の姿も描かれている。

 これだけで本書はムーミン的な世界とは異なる不穏さが漂っているとわかるだろう。

※以下、ネタバレ的な要素が含まれている場合があります。

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液体糊をめぐる冒険

液体糊をめぐる冒険:目次

  • スティック糊やテープ糊の環境負荷を考える
  • テープ糊、プラスチックの部品の割合が多すぎないかと
  • 糊を買いに文房具屋さんへ

スティック糊やテープ糊の環境負荷を考える

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