誤読と曲解の読書日記

読書の感想を書く日記です。あと、文具についても時々。

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

生まれて初めて万年筆を買った〜無印良品:アルミ丸軸万年筆

生まれて初めての万年筆 生まれて初めて万年筆を買った。万年筆といっても高級品ではなく、無印良品のアルミ丸軸万年筆である。価格は1本1000円あまり。安価なものだが、自分のお金で買った初めての万年筆でもあるし、万年筆を所有すること自体がほぼ初めて…

我が身を削る鉛筆

木という天然物を使う文房具 手書きの際に使用頻度が高いのは鉛筆だ。『手書き』の記事でも少し書いたが、そもそもは昔使っていた鉛筆を見つけ、捨てるのも忍びないので、日常の中で使っていこうと思い立ったことが、現在も鉛筆をかなりの頻度で使うきっかけ…

文具のカテゴリーをつくりました

新たに『文具』のカテゴリーを作成しました。わたしが文具(文房具)について、なんやらかんやら書いた記事です。実はこれらの文具についての記事は、1年ほど前からこのブログにupすることを前提として、手書きで書き綴っていたものです。ところが個人的にい…

終着点としての駅、出発地としての駅:『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』感想

村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』文藝春秋 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』という長いタイトルは、この本の内容を表したもので、この本は主人公、多崎つくるの巡礼を描いたもの。

400字詰原稿用紙を使うということ

400字詰原稿用紙を使う 400字詰原稿用紙を大人になって使う人は、今どきどれほどいるのだろう。今、文章作成といえば、ほとんどがパソコンで作成するから、余程のことがなければ原稿用紙を使うことはない。じゃあ、「余程のこと」とは、どんなことなのかと尋…