伊東マンショ肖像画/遠藤周作『王の挽歌』(上下巻)新潮文庫
伊東マンショの肖像画
昨日の日曜日、宮崎県立美術館で公開されている、伊東マンショの肖像画を見に行った。
今日は宮崎県立美術館で公開されている、伊東マンショの肖像画を見てきた。四百数十年の時を経てもなお、色褪せない肖像画を見ていると、伊東マンショが語りかけてくるかのような迫力だった。 pic.twitter.com/UhZVPlCbUw
— のび (@nobitter73) 2016年10月2日
キリシタン大名大友宗麟との関係
伊東マンショは、祖父は日向伊東家11代当主の伊東義祐で、その娘「町の上」(という名前)が母親。この義祐の息子で「町の上」の兄の伊東義益が豊後国の大友宗麟の姪と結婚していて、豊後大友家と日向伊東家は親戚関係だったのだ。この大友宗麟はキリシタン大名として有名。
— のび (@nobitter73) 2016年10月2日
遠藤周作の『王の挽歌』(上下巻)新潮文庫は、この大友宗麟を主人公にした時代小説。戦乱に明け暮れた大友宗麟は、自身が抱えた心の隙間を埋めるようにキリスト教を求めていく。戦国大名の心の内とその揺れ動きを丁寧に描写するのは遠藤周作ならでは。宮崎にも関係の深い人物なので一読を勧めたい。
— のび (@nobitter73) 2016年10月2日
この伊東マンショの肖像画の展示には、あの踏み絵の板(真鍮製だが)も展示されていた。徳川幕府がキリスト教を全国的に禁止したのは伊東マンショの死の直後。伊東マンショが長生きしていたら、国外に追放されていたか、長崎で処刑されていたかのどちらかだったろう。
— のび (@nobitter73) 2016年10月2日
宮崎県立美術館/特別展示 伊東マンショの肖像
http://www.miyazaki-archive.jp/bijutsu/box/tokubetsu.html#mansyo
東京国立博物館/特別公開「新発見!天正遣欧少年使節 伊東マンショの肖像」
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1793
おまけ
また、宮崎県立美術館の1階では、「アート大かいぼう!」という、子ども向けの企画を開いていたので、一緒に行った親戚の子どもと参加。洗濯バサミを使って、以下のようなアート作品を作りました。
作ってみた。 pic.twitter.com/cNwyE1KdL2
— のび (@nobitter73) 2016年10月2日
宮崎県立美術館/コレクション展
http://www.miyazaki-archive.jp/bijutsu/box/collection.html
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