MacBook Air にお茶こぼしたら壊れた件
あまりのことに記憶さえなくなる
それは先週の水曜日のこと、MacBook Air(Early 2015)で文書を作成中の悲劇でした。「ちょっと休憩しよう! そうしよう!」と、キッチンへ行き、タンブラーにお茶を入れてMacBook Airの前に戻ってきました。そこで悲劇が起こりました。
手に持っていたタンブラーいっぱいに入っていたお茶を、机の上のMacBook Airにぶちまけてしまったのです。あまりに突然のことでパニックになり、あとからどういうタイミングでお茶をこぼしたのか考えても、まったく思い出せないくらいです。
突然んぼことにパニックになったわたしは、とにかくタオルをかき集め、机の上およびMacBook Airの水を拭き取りはじめました。そして、ひたひたの水の中にいたMacBook Airを抱え上げて救出。MacBook Airからはポタポタとこぼれ落ちる水。
ようやくそこらじゅうにこぼれたお茶の水気を拭き取り、MacBook Airからこぼれ落ちる水分も切った(と思われる)時点でiPad mini4を取り出し、MacBook Airが水濡れした場合の対応を調べはじめました。
教訓その1)インターネットに接続できる端末を複数持つこと。たとえば、パソコンの他にタブレットかスマホを持つこと。
スマホの普及率を考えれば多くの人は大丈夫っぽいけど、わたしはスマホを持っていないのです(ガラケー持ち)。インターネットに接続できないとなると、とりあえずの相談窓口などを調べるのも相当に困難になります。
人事を尽くして天命を待つ
iPad mini4を使っていろいろ対策をググってみると、パソコン(MacBook Air)が水濡れした場合は、とにかくMacBook Airの水気をできる限り切った方がいいという情報を複数見つけました。
そこで、部屋の中でMacBook Airを干すことに。「へ」のようなかたちで部屋に放置し、ようやく少しは落ち着きを取り戻したあと、魂の叫びをtwwet。
【悲報】重大インシデントが発生
— のびゲートウェイ (@nobitter73) 2019年1月16日
これはもうダメかもわからんね。
— のびゲートウェイ (@nobitter73) 2019年1月16日
教訓その2)インターネットでいろいろ対応を検索しても、その情報が正しいものとは限らない。
本来ならば、個人ブログに書いてある個人的な体験はなおのこと。できれば、すぐにアップルの相談窓口(電話やチャットでもできる)やパソコンショップの窓口に聞いた方が的確だったかもしれません。
たとえば、ここではネットに「水気を切って乾燥させる」という情報をとりあえず信じ、MacBook Airを干すという対応をしましたが、実はそれは間違った対応かもしれないし、それが正しいのか間違いなのか確かめようがないからです。
しかし、この時点で一縷の望みを持っていたのも事実。まあ、お茶をこぼして水浸しになったとしても、すぐに水気を可能な限り切ったから、乾燥したのちは復活するだろうとたかをくくっていたのです。できるだけのことはやった。あとは人事を尽くして天命を待つしかないじゃないかと。
浅はかな考えを抱く
そして一昼夜が過ぎました。「へ」の字に置いて干しているMacBook Airは、もう一昼夜干そうと考えました。その方が、より確実に内部が乾燥するだろうと浅はかな考えを抱いていたからです。
ちなみにですね、重大インシデントというのはMacBook Airにタンブラーいっぱいのお茶をぶちまけてしまって、にっちもさっちもいかなくなっているという話です。
— のびゲートウェイ (@nobitter73) 2019年1月17日
この悲劇的な事件は昨日起こり、必死にMacBook Airにかかった水気を切り、iPad miniで対象方法を調べていたのですね。お茶をかぶったMacBook Airは昨夜から一昼夜かけて部屋に干してたんだけど、念のためにあと一昼夜干しておくことにする。さて、無事に復活するか。
— のびゲートウェイ (@nobitter73) 2019年1月17日
しかし、こうして水気を切っても早晩、中の基盤が錆などにやられるらしいので、運良くデータを取り出すことができても、買い換えることになりそうだ。
— のびゲートウェイ (@nobitter73) 2019年1月17日
この時点で、運良くMacBook Airが息を吹き返しても、遅かれ早かれパソコンの内部が水に濡れたことでダメになるんじゃないかという予感を抱いていました。運良くMacBook Airが息を吹き返すことなど起こり得ないとは考えながらも、その一方で、まだ息を吹き返すかもしれないという望みにすがっていたのです。
希望にすがって祈る
金曜日を迎えました。さらにもう一昼夜干せば、なんとかなるんじゃないかという希望をまだ抱いています。
まいったね。さすがにiPad mini4で戦うのも限界なので(容量的に)iPad mini5が出たら飛びつこうと考えていたんだが、ここへきてMacBook Airが危篤状態だからな(まだ干したままにしてある)。
— のびゲートウェイ (@nobitter73) 2019年1月18日
上記のtweetにあるように、今年の春にiPad mini5が出るんじゃないかという噂がネット上に流れていました。わたしの予定では、2019年には使いはじめて丸3年が経つiPad mini4を新型iPad mini5(執筆段階ではまだ噂にすぎませんが、とにかく小型のiPad)を購入するつもりでいました。
しかし、MacBook Airに水をかけるという事故が発生したために、予定がおかしくなりつつあることにまいっていました。
そして、わたしはMacBook Airの奇跡的な回復を祈りはじめました。
せめて少しだけでも意識を回復してほしい(そのあいだにデータをバックアップするから)。そして、さよならを告げる時間がほしい。
— のびゲートウェイ (@nobitter73) 2019年1月18日
明日は死亡確認をしないといけないのかねえ。
— のびゲートウェイ (@nobitter73) 2019年1月18日
まあ原因はわたしの過失なんですけどね。
— のびゲートウェイ (@nobitter73) 2019年1月18日
教訓その3)MacBook Air(やその他の非防水性のノートパソコン)は、水に濡れると祈ったところでは元どおりにならない。
死亡を確認
土曜日のお昼前、「へ」の字に干していたMacBook Airを水濡れ事故の発生した机の上に起き、奇跡を信じて電源スイッチを入れました。
【訃報】MacBook Airの死亡を確認。2年7ヶ月あまりの短い命でした。
— のびゲートウェイ (@nobitter73) 2019年1月19日
泣いてる。
— のびゲートウェイ (@nobitter73) 2019年1月19日
どんなに電源ボタンを押しても、MacBook Airの画面は真っ黒のまま。起動画面すら立ち上がりません。完全に死亡状態です。そこでiPad mini4を使ってAppleの窓口を調べ、チャットで問い合わせました。水濡れしたMacBook Airを元に戻す方法はないかと、修理は可能なのかと。
窓口では修理はできるが、費用が約92,000円程度(くらいだったと思う。数百円程度の違いはあるかもしれないが)かかるとのことでした。しかし、その費用をかけて修理をしてもMacBook Air内のデータを回復することも取り戻すことも(外付けハードディスクなどにバックアップを取っていない限り)できないと宣告されました。直前まで作業していた書類も取り出すことはできないとのことでした。MacBook Air、完全に死亡です。
教訓その4)水濡れはApple Careの対象外なので、入っていてもそれなりの修理費用が必要となる。水濡れだけは絶対に気をつけること。
水濡れの代償は大きい
以下は、水濡れしたMacBook Airに入っていたデータの状況です。
①写真はiCloudやiPad mini4、そしてiPod touchにも入っているので、無事。
②音楽については、アーティスト名や曲名のデータはiCloudやApple Musicを通じてiPad mini4、そしてiPod touchで共有しているので残ってはいるけれど、音楽ファイル自体はiTunes storeを通じて購入したもの以外は失われる。ちなみにiOS内のiPodからMac OSのiTunesへ音楽ファイルの移行やコピーは基本的にできない(基本的にというのは、そういう作業ができるアプリが存在するようです)。
③書類は日常的にUSBメモリに保存していたものは残ったが、MacBook Airのみに保存していたものや水濡れの直前まで作業していたものは失われる。
教訓その5)とにかくMacBook Air内のデータは外付けのHDD(いまどきはSSDか)などにバックアップを取っておくこと。
新しいMacBook Airを注文
ということで、しかたなく昨年の秋に発売された新しいMacBook Airを注文しました。この続きは、また後日。
最後に、MacBook Airが水濡れするという悲劇に見舞われたわたしに愛の手を! ということで、ほしいものリストのリンクを最後に貼っておきます。
Amazon ほしい物リスト
https://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/8GE8060YNEQV
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管理人のブクログの本棚:http://booklog.jp/users/nobitter73
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※[at]の部分を半角の@に変更して、前後のスペースを詰めてください。
『誤読と曲解の読書日記』管理人:のび
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