誤読と曲解の読書日記

読書の感想を書く日記です。あと、文具についても時々。

そういえば、文具についても書いていた件/2017年1月のまとめ

そういえば、文具についても書いていた件/2017年1月のまとめ:目次

文具の記事も書けるといいなあ

1月も最終日になりましたが、今年最初の今月のまとめです。今年もよろしくお願いいたします。

さて、このブログはタイトルにも「読書日記」と銘打っていますが、サブテーマとして文具のことを取り上げてもいます。もともとは読書の感想を記録しておくためのブログだったのですが、管理人の文具の趣味についても、ついでに書いておこうということで、文具のカテゴリーをつくり、文具についての記事も書いています。

ところが、昨年末のまとめにも書いたとおり、メインテーマは読書日記のテーマにもかかわらず、2016年の1年間をとおして、このブログで一番アクセス数が多かったのが文具の記事でした。しかも、2016年を通じて文具カテゴリーの記事は、その1本しか書いていないにもかかわらず。

アクセス数が多かったのは、比較的マニアックな鉛筆補助軸についての記事です。他にはあまり鉛筆補助軸についてのブログ記事はないのかな。そうでもないとは思いますが、アクセス数が多いのはありがたいことです。

2016年2月22日更新:鉛筆を使う楽しみが広がる鉛筆補助軸という道具
記事リンク:http://nobitter73.hatenadiary.jp/entry/20160221/1456018772

今年は、もう少し文具関係の記事も書けるといいなあと思っています。


それでは、今月のまとめです。

『誤読と曲解の読書日記』今月のまとめ

2017年1月に更新した『誤読と曲解の読書日記』記事は2本でした。

1月16日更新:悪魔的に危険な本/寺尾隆吉著『ラテンアメリカ文学入門』中公新書
記事リンク:http://nobitter73.hatenadiary.jp/entry/2017/01/16/200000

タイトルに「ラテンアメリカ文学入門」とあるように、ラテンアメリカ文学に関わる作家たちや作品の紹介やエピソードがふんだんに盛り込まれているし、巻末の参考文献とあわせて、まさに「ラテンアメリカ文学入門」にふさわしいブックガイドと言える。

しかし、本書は単に個々の文学作品の解説、あるいはブックガイド的なものにとどまらない。本書は「ラテンアメリカ文学入門」のための一冊であると同時に、「ラテンアメリカ文学史」としての側面を持つ。

本書はラテンアメリカ文学の動向を広く俯瞰し、ラテンアメリカ文学の世界進出や世界文学における位置づけまで探る一冊。本書は、ラテンアメリカ文学の入門として、そして文学愛好者にとってのラテンアメリカ文学のブックガイドとしても、必携の書となりうる一冊だと言える。


1月26日更新:物足りなさと過剰さが同居する一冊/十川信介著『夏目漱石岩波新書
記事リンク:http://nobitter73.hatenadiary.jp/entry/2017/01/26/200000

本書は、夏目漱石の生涯を描く評伝。漱石の出生から亡くなるまでの生涯を時系列に追う。時系列であるがゆえに、漱石個人の生涯の歩みと、そのときどきの漱石の文学作品の解説が織り交ぜられながら語られる。ただ、漱石作品の解説の部分が細かすぎるのが気になった。夏目漱石の評伝を描く上で、個々の文学作品の解説を切り離すことはできないのだろうが、微に入り細に入りすぎた印象。


それぞれの記事には、それぞれの本について、出版社ホームページとブクログへのリンクがあります。

『誤読と曲解の映画日記』今月のまとめ

『誤読と曲解の映画日記』は、管理人の”のび”が運営する、映画の感想を書くブログです。ご興味がありましたら、ぜひご笑覧ください。2017年1月に更新した記事は2本でした。


1月7日更新:孤独なふたりでしか成り立ち得ない愛/『レオン 完全版』
記事リンク:http://nobitter73.hatenablog.com/entry/20170107/1483786800

この映画には、殺し屋のレオンと家族を亡くした少女マチルダとの間に恋愛感情だけでなく、親子愛や兄弟愛、同志愛に師弟愛といったさまざまな種類の愛情があふれる。孤独なふたりは、このふたりだけでしか成り立ち得ない愛情で結びつけられる。


1月21日更新:ひどく手遅れだったのかもしれないが/『トト・ザ・ヒーロー
記事リンク:http://nobitter73.hatenablog.com/entry/20170121/1484996400

この物語は、自分で自分の人生に評価を下してはいけないし、自分にとっては何気ないことでも、他人から見ればそれはかけがえのない幸福なのかもしれないことである、ということをわたしたちに突きつける物語だと言えるだろう。


それぞれの記事には、yahoo!映画と映画.com、そしてFilmarksへのリンクがあります。あらすじなどの参考にどうぞ。


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『誤読と曲解の読書日記』管理人:のび
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