児童文学
わけのわからなさを飲み込んで受け入れること/ルイス・キャロル(脇明子訳)『不思議の国のアリス』岩波少年文庫:目次 想像が不安と恐怖を呼び起こす どんどん歩いてゆけば、どこかへはつくさ わけのわからない世界に触れた記憶 参考リンク 想像が不安と恐…
嘘やぺてんのない、真摯でやさしい言葉にあふれた物語/ライマン・フランク・ボーム(河野万里子訳)『オズの魔法使い』新潮文庫:目次 怖いイメージを抱いていた『オズの魔法使い』 父親による子どもたちへのメッセージ 嘘やぺてんのない、真摯な言葉たち …
半分しかなかった世界の、もう半分を取り戻すために/エーリヒ・ケストナー(池田香代子訳)『ふたりのロッテ』岩波少年文庫:目次 半分しかなかった世界の、もう半分を取り戻すために ルイーゼとロッテの両親について 大人になった今、この物語を読む意義 …
サスペンスと冒険、人として大切なことがいくつか/E・ケストナー(池田香代子訳)『エーミールと探偵たち』岩波少年文庫:目次 サスペンスと友情と冒険、そして機転と勇気 お金の価値を知っているエーミール 不安が膨らむたくさんの想像 おばあさんの演説 …
誰かが誰かを思いやり、時に心を傷ませながらも、信頼する誰かのために動き回る/E・ケストナー(池田香代子訳)『飛ぶ教室』岩波少年文庫:目次 ギムナジウムの生徒たちに、かつて子どもだったわたしたちを重ねる マルティンの抱えているもの 孤独のままに…