誤読と曲解の読書日記

読書の感想を書く日記です。あと、文具についても時々。

手づくり鉛筆補助軸を作ってみた(第2作目)

手づくり鉛筆補助軸を作ってみた(第2作目) さて、手づくりの鉛筆補助軸(ペンシルホルダー)の第2作目を作ってみました。手づくり鉛筆補助軸第2弾。今回は両面テープは使わないので鉛筆との接着はなし。メモ帳とマステは同じ。メモ帳は短冊形に切ったもの…

手づくり鉛筆補助軸を作ってみた

手づくり鉛筆補助軸を作ってみた 鉛筆が短くなってきたので、ふと、思い立って、鉛筆補助軸(ペンシルホルダー)を手づくりしてみました。 鉛筆の長さは3cmを少しくらい。これまでは金属製の鉛筆補助軸を使用。鉛筆補助軸を紙とマスキングテープで手づくりし…

亀田俊和『観応の擾乱 室町幕府を二つに裂いた足利尊氏・直義兄弟の戦い』中公新書

2回目の『観応の擾乱』 『応仁の乱』に引き続き、『観応の擾乱』を読むのも2回目です。 その時の感想です。亀田俊和先生の『観応の擾乱』は統治機構のあり方をめぐる争いを描く。「擾乱」は鎌倉→建武→初期室町と統治者が代わる過程で、新しい室町幕府のあ…

呉座勇一『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』中公新書

2回目の『応仁の乱』 ツイッター上で、『応仁の乱』や『観応の擾乱』の読み方を他人に教えたはいいものの、教えっぱなしじゃ無責任だなと思い、それぞれの本をもう一度読み返してみました。そのときの感想です。呉座勇一先生の『応仁の乱』は損切りできなか…

MacBook Air にお茶こぼしたら壊れた件

あまりのことに記憶さえなくなる それは先週の水曜日のこと、MacBook Air(Early 2015)で文書を作成中の悲劇でした。「ちょっと休憩しよう! そうしよう!」と、キッチンへ行き、タンブラーにお茶を入れてMacBook Airの前に戻ってきました。そこで悲劇が起…

2019年の手帳とカワウソのシール/コクヨ・キャンパスダイアリー(バーチカルタイプ)とセリアのシール

2019年の手帳 昨年に引き続き、2019年の手帳もコクヨ製キャンパスダイアリーのバーチカルタイプにしました。 カバーカラーも同じくネイビー。並べてみると、ほぼ同じです。 ※写真だと色合いが微妙に違いますが、光の加減の関係です。なぜ、またキャンパスダ…

「はっきり言って交尾がうまい」後日談

ところで今年の夏、宮崎市フェニックス自然動物園で飼育されていたゾウ「みどり」が、繁殖活動のために神戸市の王子動物園の「マック」のところへ行ったという記事を紹介したが、今朝の朝日新聞宮崎版にその後の様子が掲載されていた(続く) https://t.co/e…

いい人は自分の善良さを知らない/ポール・オースター著 柴田元幸訳『闇の中の男』新潮社

ポール・オースター の『インヴィジブル』が届くまでのあいだ、前作の『闇の中の男』を読み返していた。こっちは祖父と孫娘の交流を主軸に、家族を襲った悲劇を、二つに分裂して内戦するアメリカの姿を交えながら描き出す。アメリカが壊れつつある状況でも、…

境目の不可視さを描く物語/ポール・オースター著 柴田元幸訳『インヴィジブル』新潮社

ポール・オースター 『インヴィジブル』読了。多角的な視点と多重的なヴォイスによって嘘か真実かまったく判別できないエピソードが積み重なっていく暴力と愛の物語。人間が崩壊する過程と崩壊した人間の彷徨が絡みあい、我々が依って立つ世界そのものがぐら…

イスラーム主義の理解への一歩/末近浩太『イスラーム主義』岩波新書

末近浩太『イスラーム主義』岩波新書。イスラーム主義や中東政治とは何かという基本を押さえながら、現代中東の混迷から「もう一つの近代」を模索していく本。読み進めていくに連れ、イスラーム主義や中東政治について、自分は実はまったく何も知らないこと…

「はっきり言って交尾がうまい」

ツイッターでバズったので、記録として貼り付けておこう。今朝の朝日新聞宮崎版、フェニックス自然動物園のメスのゾウ「みどり」が、繁殖活動のために一時的に神戸市の王子動物園に行くという記事より。相手のゾウは「はっきり言って交尾がうまい」というパ…

自分の知らないことを知るために/『誤読と曲解の読書日記』2018年2月のまとめ

自分の知らないことを知るために/『誤読と曲解の読書日記』2018年2月のまとめ:目次 自分の知らないことを知るために 『誤読と曲解の読書日記』今月のまとめ 『誤読と曲解の映画日記』今月のまとめ 管理人からのお知らせ 3月の更新は休みます 自分の知らな…

【特別編】茶色いものの話/バルザック(石井晴一訳)『艶笑滑稽譚 第一輯』岩波文庫

【特別編】茶色いものの話/バルザック(石井晴一訳)『艶笑滑稽譚 第一輯』岩波文庫:目次 ルイ11世陛下のご遊楽 いかに平静を保てるか こてこてと垂れ込める 参考リンク 今回は特別編です。 バレンタインデーにふさわしい茶色いものの話です。 ルイ11世陛…

シャーロック・ホームズをすべて読み返してみようと思い立つの巻/『誤読と曲解の読書日記』2018年1月のまとめ

シャーロック・ホームズをすべて読み返してみようと思い立つの巻/『誤読と曲解の読書日記』2018年1月のまとめ:目次 シャーロック・ホームズのシリーズを読み返す 子どもの頃に読んだものを読み返す 『誤読と曲解の読書日記』今月のまとめ 『誤読と曲解の映…

生きる上で欠かすことのできない物語/小川洋子『物語の役割』ちくまプリマー新書

生きる上で欠かすことのできない物語/小川洋子『物語の役割』ちくまプリマー新書:目次 生きる上で欠かすことのできない物語 誰もが日々日常生活の中で作り出していく物語 そんなものを自分が持っていたと気づいていないような落し物 子どものうちに物語に…

【お礼とご報告】ほしい物リストから本が届きました

ほしい物リストから本が届きました このブログで公開しております「ほしい物リスト」から、本が届きました。 Amazonほしい物リストの性質上、どなた様が送られてきたのか、こちらからはわかりませんので、この場を借りて、厚く御礼を申し上げます。 ありがと…

4つの「暮らしの改善法」/今週のお題:「2018年の抱負」

4つの「暮らしの改善法」/今週のお題:「2018年の抱負」:目次 「暮らしの改善法」 なるべく知らない人に微笑む 少しだけでも世界をあたたかい場所に 参考リンク この記事は、はてなブログの今週のお題「2018年の抱負」に参加するものです。 「暮らしの改善…

2017年最後の更新。そして少々の言い訳と来年の抱負。/『誤読と曲解の読書日記』2017年12月のまとめ

2017年最後の更新。そして少々の言い訳と来年の抱負。/『誤読と曲解の読書日記』2017年12月のまとめ:目次 少々の言い訳と来年の抱負 『誤読と曲解の読書日記』今月のまとめ 『誤読と曲解の映画日記』今月のまとめ 管理人からのお知らせ:Amazonほしい物リ…

わけのわからなさを飲み込んで受け入れること/ルイス・キャロル(脇明子訳)『不思議の国のアリス』岩波少年文庫

わけのわからなさを飲み込んで受け入れること/ルイス・キャロル(脇明子訳)『不思議の国のアリス』岩波少年文庫:目次 想像が不安と恐怖を呼び起こす どんどん歩いてゆけば、どこかへはつくさ わけのわからない世界に触れた記憶 参考リンク 想像が不安と恐…

シンプルで質実剛健な2018年の手帳/コクヨ・キャンパスダイアリー(バーチカルタイプ)

シンプルで質実剛健な2018年の手帳/コクヨ・キャンパスダイアリー(バーチカルタイプ):目次 キャンパスダイアリー・バーチカルタイプを購入 バーチカル手帳の特徴と使い方 キャンパスダイアリーの中身はシンプルで質実剛健 参考リンク キャンパスダイアリ…

『オズ』や『アリス』が怖い理由/『誤読と曲解の読書日記』2017年11月のまとめ

『オズ』や『アリス』が怖い理由/『誤読と曲解の読書日記』2017年11月のまとめ:目次 4ヶ月ぶり(!)の今月のまとめ 『オズの魔法使い』や『不思議の国のアリス』が怖い 『誤読と曲解の読書日記』今月のまとめ 『誤読と曲解の映画日記』今月のまとめ 管理…

嘘やぺてんのない、真摯でやさしい言葉にあふれた物語/ライマン・フランク・ボーム(河野万里子訳)『オズの魔法使い』新潮文庫

嘘やぺてんのない、真摯でやさしい言葉にあふれた物語/ライマン・フランク・ボーム(河野万里子訳)『オズの魔法使い』新潮文庫:目次 怖いイメージを抱いていた『オズの魔法使い』 父親による子どもたちへのメッセージ 嘘やぺてんのない、真摯な言葉たち …

愛憎と戦争とおっぱいとトラクター/藤原辰史『トラクターの世界史 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち』中公新書

愛憎と戦争とおっぱいとトラクター/藤原辰史『トラクターの世界史 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち』中公新書:目次 牧歌的なイメージが覆されてゆく一冊 トラクターの光と夢 戦争とトラクター トラクターの文化的側面 参考リンク 中公新書の『トラクター…

『至上の愛』のさらにその先にあるもの/藤岡靖洋『コルトレーン ジャズの殉教者』岩波新書

『至上の愛』のさらにその先にあるもの/藤岡靖洋『コルトレーン ジャズの殉教者』岩波新書:目次 今日的なテーマを含むコルトレーンの音楽 黒人差別への怒りと公民権運動への共感 至上の愛を求めて 参考リンク 今日的なテーマを含むコルトレーンの音楽 藤岡…

ボールペンの先端から針金のような細い金属が出てきました/無印良品 組み合わせが選べる3色ボールペン(廃盤品)

ボールペンの先端から針金のような細い金属が出てきました/無印良品 組み合わせが選べる3色ボールペン(廃盤品):目次 ボールペンの先端から針金のような細い金属が出てきました 稀に起こる現象のようでした 参考リンク ボールペンの先端から針金のような…

「トランプ王国」はどこへ向かっていくのか/金成隆一『ルポ トランプ王国 もう一つのアメリアを行く』岩波新書

「トランプ王国」はどこへ向かっていくのか/金成隆一『ルポ トランプ王国 もう一つのアメリアを行く』岩波新書:目次 陸続きの日本人たちとトランプ支持者たち ミドルクラスから貧困層へ滑る落ちる不安 単純だった世界は取り戻せない 最貧困地域と人種差別 …

嵐が来る前にいたはずの場所には、もう二度と戻ることができないことを知る物語/ジョン・ニコルズ(村上春樹訳)『卵を産めない郭公』新潮文庫(村上柴田翻訳堂)

嵐が来る前にいたはずの場所には、もう二度と戻ることができないことを知る物語/ジョン・ニコルズ(村上春樹訳)『卵を産めない郭公』新潮文庫(村上柴田翻訳堂):目次 嵐が来る前にいたはずの場所には、もう二度と戻ることができないことを知る物語 孤独…

「夏の100冊」/『誤読と曲解の読書日記』2017年7月のまとめ

「夏の100冊」/『誤読と曲解の読書日記』2017年7月のまとめ:目次 「夏の100冊」 おまけをとっておくこと 『誤読と曲解の読書日記』今月のまとめ 『誤読と曲解の映画日記』今月のまとめ 管理人からのお知らせ:九州北部豪雨への義援金など 「夏の100冊」 夏…

ひょっとすると、それは明日の日本の姿なのかもしれない/水島治郎『ポピュリズムとは何か 民主主義の敵か、改革の希望か』中公新書

ひょっとすると、それは明日の日本の姿なのかもしれない/水島治郎『ポピュリズムとは何か 民主主義の敵か、改革の希望か』中公新書:目次 ポリュリズムについて考えるための第一歩 ポピュリズムの持つ「解放と抑圧」 「リベラル」と「デモクラシー」を利用…

雨宿り/2017年6月のまとめ

『誤読と曲解の読書日記』/2017年6月のまとめ:目次 雨宿り 『誤読と曲解の読書日記』今月のまとめ 『誤読と曲解の映画日記』今月のまとめ 管理人からのお知らせ:Amazonほしい物リスト 雨宿り わたしの住んでいる地域はとっくに梅雨入りして、毎日のように…