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誤読と曲解の読書日記

読書の感想を書く日記です。あと、文具についても時々。

靴紐をうまく結べない自分を正当化し続けてきた人生にサヨナラを告げたスニーカー/今週のお題:お気に入りのスニーカー

今週のお題「お気に入りのスニーカー」 靴紐がうまく結べない わたしは靴紐を結ぶのが苦手なのです。なぜならリボン結び、いわゆるチョウチョ結びがうまくできないから。だから、革靴やスニーカーの紐を結ぶのに、いつも四苦八苦しています。じゃあ、今まで…

飛び跳ねる野心に跳び乗って、行き着くところまで駆け抜ける/W・シェイクスピア(福田恆存訳)『マクベス』新潮文庫

飛び跳ねる野心に跳び乗って、行き着くところまで駆け抜ける ウィリアム・シェイクスピア(福田恆存訳)『マクベス』新潮文庫は、スコットランドの武将マクベスが、心の奥底に抱いていた野望に気づき、その野望に従って次々に悪を重ねていく物語。シェイクス…

鮮やかな色使いの新しいペンケース/UNITED BEES ペンケース

古いペンケースがくたびれてきたので かれこれ5、6年(あるいはそれ以上)使ってきたペンケースが、さすがにくたびれてきたので、新しいペンケースを買うことをここ1ヶ月ほど考えていました。古いペンケースは布製のもので、外側はネイビー、内側はブルーと…

『騎士団長殺し』読んでます/2017年2月のまとめ

『騎士団長殺し』読んでます 村上春樹の『騎士団長殺し』、早速発売日に入手して読んでいます。今月の後半は個人的に忙しく、その余波がまだあるので、ようやく第1部を読み終わるあたりですが。ですがここまで読んでみて、たくさんの謎が散りばめられ、先へ…

滑稽さと面白みの中にある物悲しさと薄ら寒さ/R・ラードナー(加島祥造訳)『アリバイ・アイク ラードナー傑作選』新潮文庫(村上柴田翻訳堂)

誰かが誰かに語りかける物語 リング・ラードナー(加島祥造訳)『アリバイ・アイク ラードナー傑作選』新潮文庫(村上柴田翻訳堂)には、13の短編が収められている。訳者解説によると、リング・ラードナーの書いた短編は、120にものぼるようだ。この本は訳者…

あたたかなまなざしと、やさしさに満ちた愛情/J・ヒルトン(白石朗訳)『チップス先生、さようなら』新潮文庫

ユーモア精神とあたたかなまなざし ジェイムズ・ヒルトン(白石朗訳)『チップス先生、さようなら』新潮文庫(Star Classics名作新訳コレクション)は、1933年に発表された小説。チップス先生が老後の穏やかな生活を送りながら、過去の学校生活を回想してゆ…

そういえば、文具についても書いていた件/2017年1月のまとめ

文具の記事も書けるといいなあ 1月も最終日になりましたが、今年最初の今月のまとめです。今年もよろしくお願いいたします。さて、このブログはタイトルにも「読書日記」と銘打っていますが、サブテーマとして文具のことを取り上げてもいます。もともとは読…

物足りなさと過剰さが同居する一冊/十川信介著『夏目漱石』岩波新書

評伝ではあるが…... 十川信介著『夏目漱石』岩波新書。本書は、タイトルどおり、夏目漱石の生涯を描く評伝である。漱石の出生から亡くなるまでの生涯を時系列に追っていく。時系列であるがゆえに、漱石個人の生涯の歩みと、そのときどきの漱石の文学作品の解…

悪魔的に危険な本/寺尾隆吉著『ラテンアメリカ文学入門』中公新書

単なるブックガイドにとどまらない一冊 寺尾隆吉著『ラテンアメリカ文学入門 ボルヘス、ガルシア・マルケスから新世代の旗手まで』中公新書中公新書の『ラテンアメリカ文学入門』、これは悪魔的に危険な本。知らない作家や作品はもちろん、知っている作家で…

2016年読書日記ブログ 記事アクセス数ランキング/12月と2016年のまとめ

2016年ももう終わり こんにちは。『誤読と曲解の読書日記』管理人の”のび”です。1年が過ぎるのは早いですね。さて、この『誤読と曲解の読書日記』は、以前からはてなダイアリーで更新を続けていましたが、今年の9月なかばに、こちらのはてなブログに引越しし…

悪も滅び、善も滅んだ/W・シェイクスピア(福田恆存訳)『ハムレット』新潮文庫

「善に対する悪の勝利」なのか ウィリアム・シェイクスピアの『ハムレット』は、善に対する悪の勝利を描いた悲劇とひとまず位置付けられている。デンマーク王のクローディアスは、兄の先王ハムレットを殺して、その地位を簒奪した人物。のみならず、先王の妃…

緩慢で漸進的で迂回的であっても/渡辺将人『アメリカ政治の壁−利益と理念の狭間で』岩波新書

暗澹とした気分にさせられる一冊 2016年のアメリカ大統領選挙の本選挙では、事前の大半の予想を覆し、共和党のドナルド・トランプ氏が勝利した。政治経験のないトランプ氏は、既存の政治勢力から見ればアウトサイダーであり、彼の大統領としての手腕に期待と…

小説家の評伝がもっとあってもいい/2016年11月のまとめ

小説家の評伝がもっとあってもいい 岩波新書から出た『夏目漱石』(十川信介著)を買いました。まだ途中までしか読んでいませんが、夏目漱石の生涯をたどりながら、漱石の書いた小説の背景などを探る評伝です。このような新書形式の小説家の評伝、もっとあっ…

善い行いが光を与える/W・シェイクスピア(福田恆存訳)『ヴェニスの商人』新潮文庫

今も色あせない『ヴェニスの商人』 ウィリアム・シェイクスピアの『ヴェニスの商人』を、最近読み直した。たしかに面白い。先のストーリーが気になってページを早くめくりたくなる、というタイプの面白さがある。それに加え、善なるものや寛容を求める姿勢と…

今年のノーベル文学賞/2016年10月のまとめ

ボブ・ディランに2016年のノーベル文学賞 先日、今年のノーベル文学賞が発表になりました。ご存知のとおり、ボブ・ディランが受賞しました。ボブ・ディランさんにノーベル文学賞 音楽家・作詞家:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASJBF5VGVJ…

一生抱えていかざるを得ない痛み/ジェイムズ・ディッキー(酒本雅之訳)『救い出される』新潮文庫(村上柴田翻訳堂)

一生抱えていかざるを得ない痛み ジェイムズ・ディッキーの『救い出される』は、男たちが川下りの途中で陵辱と暴力にさらされ、そこから逃れる物語だ。悪から逃れて生き延びるため、男たちは悪を犯さざるを得なくなる。生き残り、逃げのびて、救い出されるた…

不完全で儚い存在/河合祥一郎『シェイクスピア 人生劇場の達人』中公新書

戯曲を読むのが苦手 わたし自身、戯曲を読むのは苦手だ。なぜ苦手なのか、それを説明すると長くなりそうなので割愛するが、「地の文」でさまざまな説明や描写のある小説と比べて「ト書き」の情報しかない戯曲では、想像力がより必要とされるから、みたいなと…

伊東マンショ肖像画/遠藤周作『王の挽歌』(上下巻)新潮文庫

伊東マンショの肖像画 昨日の日曜日、宮崎県立美術館で公開されている、伊東マンショの肖像画を見に行った。今日は宮崎県立美術館で公開されている、伊東マンショの肖像画を見てきた。四百数十年の時を経てもなお、色褪せない肖像画を見ていると、伊東マンシ…

あこがれの書見台、「今月のまとめ」はじめました/9月のまとめ

「今月のまとめ」はじめました この『誤読と曲解の読書日記』は、今月から毎月末に「今月のまとめ」を更新します。内容はその月に更新した記事のまとめ、というそのままの内容ですが。。。ただ、今月更新した記事をまとめただけでは物足りないので、なにか読…

馬鹿のバイブル、爆笑の爆弾/フィリップ・ロス(中野好夫・常盤新平訳)『素晴らしいアメリカ野球』新潮文庫(村上柴田翻訳堂)

ナンセンスと悪ふざけの濁流にただ身を任せる 『素晴らしいアメリカ野球』は、アメリカの作家フィリップ・ロスが1973年に発表した長編小説。この物語は、本拠地を失くした架空の放浪球団ルパート・マンディーズを中心に、やはり架空の大リーグである愛国リー…

まるで悪夢を見るような虚構/S・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』河出文庫

読書を通じて悪い夢を見る スティーブン・ミルハウザー著 岸本佐知子訳『エドウィン・マルハウス あるアメリカ作家の生と死』河出文庫。本書はアメリカの作家スティーブン・ミルハウザーの長編小説第1作目。本書は「子供によって書かれた子供の伝記」(訳者…

中上健次やジャズを知らなくても/中上健次『路上のジャズ』中公文庫

ひりつくような青春時代の背景に流れていたジャズ 中上健次『路上のジャズ』中公文庫は、中上健次のジャズに関するエッセイを中心に、詩や短編小説を一冊にまとめたもの。また、巻末には、インタビューを収める。中上健次の青春時代が、いかにジャズに傾倒し…

夜の酒場のネオンサインのようなチープな輝き/チャールズ・ブコウスキー(柴田元幸訳)『パルプ』ちくま文庫

夜の酒場のネオンサインのようなチープな輝き チャールズ・ブコウスキー(柴田元幸訳)『パルプ』ちくま文庫。一般に、探偵の出てくるハードボイルド小説では、はじめに深刻な事件が起こり、探偵が解決に向けてあちこち動き回り、いくつかの紆余曲折を経なが…

消え去る気配のない雲と降り止まない様子の雨/トマス・ハーディ(河野一郎訳)『呪われた腕 ハーディ傑作選』新潮文庫

消え去る気配のない雲と降り止まない様子の雨 トマス・ハーディ(河野一郎訳)『呪われた腕 ハーディ傑作選』新潮文庫(村上柴田翻訳堂)。本書は19世紀イギリスの詩人で小説家トマス・ハーディの短編から8編を収めたもの。この短編集の多くが、運命のすれ違…

失われてしまったもの、欲しくても手に入らなかったもの/ウィリアム・サローヤン(柴田元幸訳)『僕の名はアラム』新潮文庫

読んでいて「いいなあ」と感じることのできる短編集 ウィリアム・サローヤン(柴田元幸訳)『僕の名はアラム』新潮文庫(村上柴田翻訳堂)に収められている14の短編はすべて、9歳のアラムという名の少年が主人公。子どもの目から見ると、世界には悪など存在…

かつて抱いたヒリヒリとした焦燥感/カーソン・マッカラーズ(村上春樹訳)『結婚式のメンバー』新潮文庫

気の触れた夏のできごと カーソン・マッカラーズ(村上春樹訳)『結婚式のメンバー』新潮文庫(村上柴田翻訳堂)。『結婚式のメンバー』は、フランキー・アダムスという名の12歳の少女の「緑色をした気の触れた夏のできごと」を描いた長編小説。フランキーは…

ブクログをはじめてみました

ブクログをはじめました 今更ながらブクログ( http://booklog.jp )をはじめてみました。ブクログというのは「web本棚サービス」。 つまり、読んだ本や積読本、あるいはこれから読みたいなという本を、web上に登録することができるサービス、ということです…

多弁な酔っ払いの、熱を帯びた言葉たち/チャールズ・ブコウスキー(中川五郎訳)『死をポケットに入れて』河出文庫

発熱する言葉 ひさびさにブコウスキーの『死をポケットに入れて』を手に取った。チャールズ・ブコウスキー著(中川五郎訳)『死をポケットに入れて』河出文庫。50年間愛用したタイプライターからMacのパソコンに変えて書いた日記調のエッセイ。生と死、詩と…

ゾラのみせる別の一面/エミール・ゾラ『水車小屋攻撃 他七篇』岩波文庫

軽々とした自由なゾラの筆致を味わう短篇集 エミール・ゾラ作 朝比奈弘治訳 『水車小屋攻撃 他七篇』岩波文庫。本書はエミール・ゾラの中篇、短篇、掌編小説を8作品収めたものである。エミール・ゾラというと、『居酒屋』や『ナナ』といった重厚で長大な小説…

知恵と教訓を読みなおし、できる限りの手を差し伸べよう/磯田道史『天災から日本史を読み直す』中公新書

磯田道史著『天災から日本史を読みなおす 先人に学ぶ防災』中公新書。日本は昔から、地震・津波・噴火・台風・土砂災害といった自然災害=《天災》に数多く見舞われてきた。いにしえの人々は、さまざまな《天災》に遭い、被災しながらも、後世の人々に警鐘を…

漱石が100年後を眺めたら/夏目漱石『余と万年筆』青空文庫

漱石と万年筆 夏目漱石『余と万年筆』。これは夏目漱石が自分の万年筆について書いた短いエッセイ。1912(明治45)年6月に発表したものなので、ゆうに100年前の文章である。漱石は、それまで使っていたペリカン製の万年筆と険悪な関係であったが、そのペリカ…

フランスの歴史の手引書として/柴田三千雄『フランス史10講』岩波新書

フランスの歴史をコンパクトにまとめた通史 わたしはフランスの歴史について、ほぼ何も知らない。まったく何も知らないと言っていいだろう。もちろん、学校ではひととおりの歴史は習ったので、その歴史の中に出てくるフランスの歴史的な出来事や人物は、「学…

たとえ敗北が運命付けられていたとしても/アーネスト・ヘミングウェイ『老人と海』新潮文庫

ヘミングウェイのたどり着いたひとつの頂点 アーネスト・ヘミングウェイの『老人と海』(福田恆存訳/新潮文庫)を久々に読んだ。短い物語だから、多くの人々が一度は手に取ったことのある作品だろう。『老人と海』のストーリーを簡単に説明すると、老いた漁…

鉛筆を使う楽しみが広がる鉛筆補助軸という道具

大人になって手に取った機能的な道具 当たり前のことだが、鉛筆は軸と芯を少しずつ削りながら使うので、やがて筆記が難しくなるほど軸が短くなる。そんなときに活躍するのが鉛筆補助軸だ。この鉛筆補助軸は軸が短くなってしまった鉛筆を差して使う。これによ…

中世の王侯貴族と我々は、ある意味で地続きなのだ〜『お菓子でたどるフランス史』

池上俊一著『お菓子でたどるフランス史』岩波ジュニア新書。フランスのことなど何も知らないなと思い、まず手始めに読み始めたのが本書。 単に政治や経済の移り変わりをたどるだけでは味気ないので、歴史を「お菓子」という軸から眺めると、違った見方もでき…

鉛筆削りの刃を削ってみた

わりとよく使っていたステッドラーの鉛筆削りの切れ味が悪くなったので、「これってもしかして刃のところを砥石で研げば、また切れ味が戻ってくるんじゃないか」と思い立ち、さっそく刃の部分だけをドライバーで外して砥石で削ってみた。

30センチ定規

子どもの頃から使っていた30センチ定規が真っ二つに折れた。テレビを観ながら30センチの定規の両端を持って、無意識的にたわませて遊んでいたらポッキリと折れてしまったのだ。ちょうど真ん中あたりで折れてしまったので、約14センチ弱の長さの定規と約15セ…

鉛筆の境目(その2)

赤青鉛筆の境目も気になるけど、鉛筆と消しゴムの境目もまた気になる。 twitterのアカウントは、nobitter73です。

鉛筆の境目

赤青鉛筆の境目はいったいどうなってるんだろう。 境目がどうなっているのか、実はわたしは知っているけれど、それは赤青鉛筆を使い切った者だけが知る秘密なのだよ。twitterのアカウントは、nobitter73です。

我々のすぐそばにある異世界〜バリー・ユアグロー『セックスの哀しみ』

バリー・ユアグロー著 柴田元幸訳『セックスの哀しみ』白水uブックス。本書は恋愛をテーマにした連作短編集。短いものは1ページにも満たない作品もある。そのひとつひとつが、不思議な夢を見て目覚めたあとのような読後感を与える。

国際的なゲームのルールを理解すること〜浅羽祐樹著『韓国化する日本、日本化する韓国』

浅羽祐樹著『韓国化する日本、日本化する韓国』講談社。本書は単に時事的トピックを織り交ぜた日韓関係の論説にとどまらず、本書の帯にある「世界標準の思考法」を紹介する本でもある。「世界標準の思考法」とは、本書で絶えず触れられる、国際的なゲームの…

読書ならではの一種のけだるい喜び〜ボルヘス『幻獣辞典』

【最近の読書から】ホルヘ・ルイス・ボルヘス著 柳瀬尚紀訳 『幻獣辞典』河出文庫。カバーの表紙にも幻獣たちの姿が所狭しとひしめく。 本文を読みながら、これは表紙に描かれたあの幻獣だろうかと思いを巡らせるだけでも楽しい。

トルストイ民話集を読んで、心の洗濯

【最近の読書から】中村白葉訳『トルストイ民話集 人はなんで生きるか 他四編』岩波文庫。 中村白葉訳『トルストイ民話集 イワンのばか 他八編』岩波文庫。トルストイ民話集『人はなんで生きるか』『イワンのばか』に収められた作品は、主に1885〜1886年頃、…

海外文学を読むこと

海外文学を読むこと 海外文学(の翻訳物)が読まれないらしい。 読まれないということは、売れてないということだ。わたしは古今東西の海外文学をことごとく読破したわけではもちろんない。 人よりは多少、多いかなあというくらいだ。それでも周囲を見回すと…

人間と機械との豊かで幸福な結びつき/ポール・オースター著『わがタイプライターの物語』新潮社

タイプライターといえば、かつてこの世に存在した歴史上の機械とのイメージを持っていた。たとえば古い映画やテレビドラマでは状況説明の小道具としてタイプライターが登場する。白、あるいは黒一色の画面にガチャガチャとキーを叩く効果音が流れはじめ、「1…

柔らかく静かな存在の朱藍鉛筆

朱藍鉛筆は、どちらかと言えばマイナーな文房具に分類されるかもしれない。いちおう解説すると、鉛筆の軸の片方に朱色の芯、もう片方に藍色の芯が通っていて、両端を削ってそれぞれ朱色と藍色の芯を使う、というもの。

ノートに書く

このブログのメモや草稿は、キャンパスノートを使って書いている。キャンパスノートは学生時代にずいぶんお世話になったノートだ。ただ学生の頃は(今もだけれど)、それほど勉強熱心でもなく、したがってそれほどノートを開いて熱心に勉強をしたわけでもな…

2Bの鉛筆という原点

「2Bの鉛筆は子どもが使うもの」という偏見 最近まで「2Bの鉛筆は子どもが使うもの」という偏見を持っていた。実際にそれは意味のない偏見に過ぎない。このブログのメモ書きや草稿は現在、三菱鉛筆製のユニの2Bで書いている。2Bの鉛筆の書きやすさに気づいた…

真っ黒に汚れた古い消しゴム

真っ黒に汚れた古い消しゴム わたしが普段使っているペンケースの中に、古い消しゴムがある。消しゴムを包む紙のスリーブもとっくの昔に外れてしまった、全体が真っ黒に汚れた消しゴムだ。最初に買ったときからはずいぶん時間が経過したため、いくぶん硬くな…

生まれて初めて万年筆を買った〜無印良品:アルミ丸軸万年筆

生まれて初めての万年筆 生まれて初めて万年筆を買った。万年筆といっても高級品ではなく、無印良品のアルミ丸軸万年筆である。価格は1本1000円あまり。安価なものだが、自分のお金で買った初めての万年筆でもあるし、万年筆を所有すること自体がほぼ初めて…